初めてずぼらのお好み焼きを食べられたほとんどの方が、先日ご紹介した油感がしない事や実際に焼いている鉄板を見てびっくりされますが、
お野菜がたっぷり入り
ふわふわに仕上がる事にも驚いてもらえる事がよくあります!
生地と具材、キャベツの比率ってお好み焼き屋さんによっても様々だし
今日のメインでお伝えしたい
『キャベツ』の存在感もお店によってかなり違いますよね!
幸いな事にずぼらが営ませて頂いている愛知県でも東三河は、車で一時間程の所に全国でもトップクラスとなっている渥美産キャベツが作られています。
地元の食材を新鮮で仕入れられて使えれるお好み焼きにはもってこいの立地なのです
そんなキャベツを一枚のお好み焼きに可能な限り含ませて食べてもらいたい!
キャベツには身体によい成分がたくさんありますよね~
キャベツのヘルシーパワー
ビタミンCも多く、胃や十二指腸を潰瘍から守り、がんの予防効果もあるんです
ただただ、たくさんの量を何も考えずに入れるのは、残念
今まで、僕はお好み焼きが有名な大阪や京都、広島、月島といろんな所で食べ歩き研究させてもらってきましたが、やっぱり
『美味しい!また食べに来たい!!』 そう思えるお店の共通点は
“キャベツの切り方”にもこだわりを感じる店が目立ちます!
僕もお好み焼きを焼くようになったのは、高校1年生になってから本格的に実家で手伝ってました。
15歳の僕が先ず手伝いで始めたのはキャベツ切り!
親からキャベツの切り分け方、切り分けたキャベツの部位に合わせた切り方、仕上がりの理想形など教えられました。
高校二年生位になってくると、お客さんからキャベツの切る音が良いし切っているキャベツの千切りになっていくのを見るとそのまま食べたいな~!なんて褒めてもらいながら、あの当時の履歴書の特技には“キャベツの千切り”って書いて面接官さんから突っ込まれた事もありました
この間も、
『キャベツを切る音を聞いていたら、ずぼらに来たな~って感じるよ』 とか
『その切っているキャベツをそのままコールスローで食べたいなぁ』 って言ってもらえました
ちょっと話題がそれましたが、キャベツを切り最終的にお客様がお口の中で食感や味わって頂けるときにいかに、程良い存在であったり、栄養価が損なわれない切り方であるのかを僕たちは大事に考えてます
地元エリアの同業者の方も、当店のblogを見て下さってるのでどこまで綴ろうか迷いながら書いてます
キャベツを買う時からこだわりが始まり、切り方、含ませ方、生地との量バランス、混ぜ方にもこだわりがバトンリレーのように繋がり、お好み焼きが完成されてるのです
ただただ、切って入れてるのではなく理想の状態というのを大事にしてます。
数年前に、某餃子有名店の創業者がテレビで
『私たちの作る●●餃子は、キャベツを●●●●事により熱を加えた時に甘みが増して、食べてもらうようにしています!』
その情報を得た時に、とってもラッキー
即導入して真似しようって思い行動しました!
確かにそのこだわりを導入させて頂いてから、実際に食べてみるとキャベツの甘みを感じます!
結構、こういう他グルメの“こだわりポイント”を導入させてもらいそのまま取り入れてる事って多いんですよ
また、いつかおいおいご紹介できればって思ってますがお店を二年目、三年目、4年目と年数を重ねさせて頂く間にお客様から成長させて頂いたり、また一人でも多くのお客さんにファンになってもらえるようにというアンテナをはっていると、時々ひょこんってアイディアや情報を得る事ができます
そんなこだわり初めてのお客さんにも、いつも可愛がって頂けてるお客さんにも知ってもらいたくって少しだけご紹介させて頂きました!
長々とまとまりのない文章を読んで頂きありがとうございます!
せっかくなのでキャベツを買う時に役立ってもらいたいポイントを一つご紹介!
もちろん見た目の新鮮さが大事ですが、キャベツを見た時に頭の中で何となくこの大きさを手にするのならこれくらいの力で持ち上げないといけないな~!!って無意識に考えますよね!?
その時にちょっと
想像を上回るようなどっしりとくるキャベツを選ぶようにしてみてください!!
中身がう~~~んと詰まった新鮮なキャベツに出会えると思います
あと、切る時も力で切らず包丁をスーーーって入れながら切るほうがせっかくの栄養が出ずに食べられるので、キャベツを切る時の力技は封印してリラックスして切ってみてくださいね!!